リウマチとの暮らしのあれこれ

関節リウマチのこと、日々のいろいろ。アフィリエイト広告利用中です。

出来なくなってきたこと (2)

前回に続いて、おそらくリウマチの影響と思うことを。

 

出来るだけ避けている動作になります。

前回の記事では「ひねる・押す」というのがテーマでした。

今回は引っ張るというキーワードのことです。

 

糊付けされた封筒や袋を道具なしに開ける。

ビニール袋に指だけで穴を開けようとする。

重い鞄やエコバッグを手に持つ。

段ボール箱などを開けるために、ガムテープをはがす。

ゴミ袋を結んだり、本をひもで縛ったりする。

 

意外に食品の開封にかかわることも多いですし、

ゴミをまとめたり分別したり、それを出したりの時もあります。

日常の買い物時には買い物かごは手に持ちません。

ときどき面倒ではありますが、必ずカートを使うようにしています。

 

こんな小さなことばかりではあるのですが、

振り返るとだんだんと苦手になってきていた動作でした。

おそらく関節リウマチは突然に発症するものではありません。

段々と不調が増えていったあとに、大きな症状が出て気づきます。

 

見方を変えると、こんなことが今までより負担になっているならば、

何かの病気がそこに隠れていることを考えてもいいかもしれません。

関節リウマチに限らず、手や足の関節の病気はたくさんありそうです。

 

 

 

 

地味だけど出来なくなってきたこと

リウマチになって不便が増えた部分があります。

些細かもしれないけれど、

しない方がよいことやできないことが増えました。

 

たとえばペットボトルや瓶のフタを開けること。

フタに限らずひねるというキーワードのもの全般です。

セルフのガソリンスタンドではタンクのフタも困ります。

でも、痛みが出ていないならその時は無理は可能です。

あえて無理と書きましたが大体はその後に腫れたりします。

 

包丁で野菜の皮をむいたり刻むのも。

鍋を持ち上げるときも用心です。片手鍋は危険になりました。

かぼちゃのような固いものは基本無理になりました。

カット野菜がよいです。

野菜をきざむなんて意外なのですが、

振動が包丁を通して伝わり、

次第に関節が腫れていくことになります。

やわらかいまな板を見つけたので、随分とこちらは楽にはなりました。

 

筆記具で文字を書くのも買い物メモ以上は要注意で。

お箸もしばしば使いにくくなり、トング状のものを使うこともあります。

介護用の道具の中に便利なものがあったりします。

 

一見、そんな簡単なのに?というようなことも

実は地味に負担だったりすることを知りました。

 

 

関節リウマチと診断を受ける

2019年、12月も終わりごろにそれは出てきました。

私が初めて「これは大変だ」と思う症状でした。

とんでもない捻挫をしたことが一度ありますが、

それに匹敵する足首の状態が右足に現れたのです。

 

何をしても、しなくても痛い腫れた足。

初めてネットスーパーで注文したりして、その便利さに感謝したり、

まだ病気とは全く想像もしていませんでした。

 

その日の夜にもう一つの「大変」を感じました。

ただ布団に入って仰向けになっているだけのに、痛いのです。

これは眠れない、と思うほどでした。

常備している鎮痛剤で収まる程度だったので、それでしのげましたが、

これは知らないことが起きていると思いました。

 

とはいえ、病院が苦手なので先延ばしにしてしまうのでした。

その後気が付いた手首の腫れと、

のちにガングリオンと診断される変な左手首のこぶに怯えて

ようやく年明け手すぐに受診しました。

 

腫れた手首を見たお医者さんの第1感は「リウマチを思わせる腫れ」とのことで、

レントゲンとか血液検査とかを経て、数週間後に関節リウマチ確定でした。

飲める薬を決めるための検査もあったので、実際に投薬開始までには

思ったよりも時間が過ぎた印象がありました。

 

薬の効果はゆっくりと出るとのことで、

確かにいつから効き目を感じたのかを書くことはできません。

でも、ブヨブヨとした腫れはなくなりましたし、

手指のこわばったような動かしにくさもなくなりました。

 

まだ、薬をやめるには血液検査の数値は悪いです。

少し関節に負担をかけると痛くなったり腫れたりします。

そういう意味では慎重に生活することは継続であり、

病気前のように行動できないことへの苛立ちは顔を出します。

 

 

 

 

はじまりに

ここにリウマチのことをテーマにしてブログを始めました。

自分にできることを頑張ってみたいと思う気持ちを

ブログでなら実現できると思いました。

そして、おこがましいとは思うのですが、

誰かのお役に立てるなら、という気持ちからでもありました。

 

いろいろな方がリウマチのブログを書かれています。

それぞれの体験談が、多くの人に情報源にもなり、

勇気づけるものにもなっているのだろうと思いました。

 

私の周りの人々にも、ご家族にリウマチの患者さんがいることを知りました。

でも、やはり家族には心配をかけたくないという気持ちから、

そのご病気の方はあまり病気のことをお話しされないようでした。

その気持ちはよくわかると思いました。

 

ブログでなら、私も遠慮なくいろいろと書けます。

書くことで、いろいろな状況のリウマチ患者の内の一人の症状をお伝えして、

そのことがいつか誰かの目に留まって、

参考になったり、安心につながったりすることもあるかもしれません。

 

いろいろなことを願いつつ、書き始めます。

よろしくお願いします。