今週のお題「手土産」
古い話になります。
ドイツに短期間いたことがあり、そのころの思い出です。
知り合った人をお招きしたことがありました。
毎回、お客さんは手土産を持ってきてくれました。
それが日本とはちょっとちがうのです。
父に、母に、私に、と小さいものを3つ、
必ず家族全員に手渡せるように用意してくれていました。
軽いお茶ならお菓子を3つとか、
お食事にお招きすると、父にワインなどボトルを一本、
母に花束、私には何か違うものを、と。
必ずしも高価なものではなくて、
ただ全員が何かを受け取れるという感じでした。
それがなんだかとても嬉しかったのを覚えています。
結局、それが嬉しすぎたのか、今でも真似しています。
日本でそれをしても、喜んでくれる人が多いです。
何か一つにするとしたら、みんなで必ず分けられるものを、と
考えるようになっています。
さすがに花束は持って行ったことはありませんが。