関節リウマチの診断を受けてから、
専用の薬であるリウマトレックスを飲んでいます。
この病気は自己免疫の問題から起きるので、
免疫の働きを薬で抑えることで症状が出ないようにするようです。
薬にはいろいろな種類があって、どれにするのかは相談になると思います。
今はこのリウマトレックスが多く使われる薬というお話でしたが、
患者さんの体調やその他のことも考慮して決めるのだと思います。
私の場合を思い出しながら書いてみますと、
肝臓への負担があるようで、事前に肝炎がないかなどを調べました。
間質性肺炎が副作用のひとつにあるとのことで、
肺のレントゲンもとって、問題がないかを確認されました。
血液検査で様々な項目も確認されて、幸いに何も見つからなかったので
薬をリウマトレックスに決めての治療になりました。
薬は週に1度服用し、その後は飲まない日を設けます。
正確に言うと、朝晩朝と二日にまたがって1カプセルずつ、
合計3カプセル服用します。
服用開始からしばらくたったころに、血液検査で肝機能の低下が出ました。
そこで葉酸の錠剤が追加され、肝臓を守ることになりました。
葉酸を摂取すると、リウマトレックスの作用を断てるそうで、
この後の検査で肝機能も無事に落ち着いています。
肝機能に問題があったときは、疲れやすさが異常でした。
こんなに疲れているのはなんでだろう?と思っていたので、
その理由がわかってほっとしました。
関節リウマチの薬ではありますが、
抗がん剤由来ということなので、強い薬だろうと思います。
服用すると、体調が少し優れない日もあります。
免疫をわざと下げているので感染症には気を付けるように、と言われています。
この薬のお陰だと思いますが、
あまりひどく腫れあがったり痛んだりはしなくなりました。
でも油断して酷使するとすぐに反応があるので、
そういう意味では効いているのか足りていないのか、と思うのですが、
どうやらあまり薬は増やさない方がよいのか、
血液検査的にはほどほどの状態だからか、薬の増量はされていません。