ブログを読んでくださっている皆様、
いつもありがとうございます。
今日初めて来てくださった方もいらっしゃるかもしれません。
訪問ありがとうございます。
どのようなゴールデンウイークになりましたか?
しばらくこのブログをお休みしていました。
連休前に自分の実家を訪ねましたが、なかなか大変な様子でした。
父が多くの場面で介助を必要としていて、
母が体に鞭打って老々介護真っ只中でした。
コロナ禍が始まって以降、初めての実家訪問でした。
両親がコロナを警戒していたし、
私も自分たちがコロナウィルスを運んでしまうことを心配しました。
そんなわけで、本当に久しぶりになったのです。
父がかなりの介助を必要とし始めたのは、3月後半あたりだったと思います。
母もあちこち痛めているし小柄なので、大変そうでした。
ヘルパーさんにも来てもらう日があるのですが、
よくある話で母があまり外部の助けを好まないので、
少なめの利用のようでした。
かつて80キロ台は軽くいっていた父の体重はすごく減っていて、
廃用症候群のためにここ数年で2回入院した影響は大きいのだろうと思いました。
もちろん、加齢がもたらしたことも多いとは思いますが、
懸命にリハビリをしてもあまり筋肉量が増やせずにいて、
しかも、ひどいむくみと足にはなぜか褥瘡ができていました。
現在、褥瘡を治すことを目的に父は入院しています。
母によると、むくみもなくなってきて、父も元気にしているようです。
多少の認知機能が低下してくることは覚悟していますが、
それも退院したら改善してくれると願っています。
母もこの入院を自分の休養期間として、少しゆったりと過ごせているようです。
お医者さんはそのあたりも配慮してくれたのだと思います。
今後は、ときどき私も顔を出して一緒に過ごせるようにしたいと思っています。
連休は夫の実家に車で行ったのですが、早めの移動を心掛けた結果、
往復ともにあまりひどい渋滞に巻き込まれることなく移動できました。
入院中の義兄もゆっくりと回復を見せているということで、
こちらはもう主治医にお任せする以外に何もできないので、
ただただ少しでも早い回復を祈るばかりです。
連休中はコロナ禍で面会も出来ない状態だったので、
電話での問い合わせのみでした。
義母は今後もサポートが必要になりそうです。
数年前に義父が病死したのですが、
それがあまりにも急だったこともあって、
精神的に負担が激しかったことから心のバランスを崩しています。
今もまだ気持ちの回復途上にあると言えます。
当時はそこまで思いが至らず、
また義母がそれほどのショックを抱えているとは気づけず、
グリーフケアを考えることができませんでした。
今思うと、とても残念です。
本人が病院に行くことを強く拒んだこともあって、
対処が遅くなってしまったこともあるのですが、
何を悔いてもしかたないので、できることをしようと思います。
ずっと一人で義母を見続けていた義兄の苦労を垣間見た気がしています。
私たちもそれぞれが病気を抱えていて、
義母を訪ねることができなかったのですが、
そんなことを言っていられない状況にあるのだと、
夫と二人で反省もしています。
私自身、結婚前に自分の祖母(父方)の介護を母としていました。
大変な人だったので、母も私も消耗しました。
それが私の心にも影を落としていて、
過去のことなのに、ある瞬間にまざまざとよみがえってくるのですね。
本人も忘れたつもりのことですら、です。
義母の状態を理解するために、トラウマについて調べています。
自分のことについても、もしかすると収穫があるかもしれません。
老々介護の母にも暗い影を落としているとしか思えない過去の介護。
自分が癒えることで、もっと穏やかに接することができれば、
みんなが幸せなのだろうと思います。
夫の実家での炊事のために、車であることを利用して
沢山のリウマチ対策の道具を持って行きました。
庖丁やまな板、トングに料理用ばさみ、軽い食器などです。
30cmの中華炒め鍋も今回は買いました。
他にもフタを開ける道具とか、細々と。
そうでなかったら、今頃もっと痛みが大変で困っていると思います。
健康な時はなんともなかった作業が、今は予想外に負担だったりします。
今回もそれを痛感してきました。
使い慣れた工夫をした環境で、
自分のペースで穏やかに生活できるならば、
それでもまだ楽なのだと知りました。
実際、4月から手の痛みが消えません。
連日というのは、リウマチになって以来初めてなので、
少々困惑するとともに、不安にもなっています。
痛みの程度と箇所が増しているので、用心しようと思います。
長くなりましたが、以上が近況となります。
ご高齢のご家族がいる方には、
廃用症候群にはくれぐれも注意していただきたいです。
ひどくなる前に対策できれば、
父のようにひどい状態にはならないと思います。
是非避けてほしいと思います。